全国に22の店舗を展開する有名百貨店『大丸松坂屋』。その主要店舗である大丸東京店が、2010年11月17日、リニューアルオープン3周年を記念してリリースしたのが、mixiモバイル対応のソーシャルアプリ『デパつく! by 大丸東京店』だ。百貨店としてはもちろん、国内大手小売店としてもおそらく初の試みである。この記念すべきソーシャルアプリについて、大丸東京店 営業推進部 販売企画 マネジャーの安達克也さんにお話を伺った。
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<ソーシャルアプリ 誕生秘話シリーズ 第2回> mixiアプリ 『デパつく!by 大丸東京店』 誕生秘話 大丸東京店 営業推進部 販売企画 マネジャー 安達克也氏 インタビュー
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『デパつく! by 大丸東京店』とは? マイミクと協力、競争しながらデパートを経営していく、実店舗と連動したソーシャルゲーム。実際のデパートと同じように、「デパ地下」の食品から洋服、アクセサリーなど幅広い商品を取り扱う。食品、婦人服など、各分類毎にバイヤーを選定し、彼らが仕入れてくる商品を自分でフロアにディスプレイしていく。商品の販売を繰り返してくことによって経験値を貯めると、レベルが上がり、お店が大きくなっていったり、他のバイヤーにも仕入れを依頼することができるようになる。ユーザーには、実店舗で使えるクーポン券などの特典が、ゲーム成績に応じて与えられる。
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『デパつく! by 大丸東京店』を作ったきっかけ
大丸東京店は、その特殊な立地(東京駅の改札を出てすぐのアクセス)から、他の百貨店と客層が非常に異なっている。百貨店の顧客は一般的に、主婦層がメインだが、大丸東京店は旅行客(出張も含む)が多く、他店舗に比べて突出している、というのが最大の特徴だ。他の店に比べて、買い物目的に来る割合が低く、新幹線の時間待ちや、待ち合わせなどでの利用も多いという。 |
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そういった駅の利用客や、丸の内、八重洲、有楽町など近隣に働きに来ている潜在的な顧客に、大丸東京店に親しみを持ってもらったり、訪れてもらえるきっかけを作れないか。そのような考えのもと、2010年6月より、Youtube、Twitterデジタルサイネージ、など新しいメディアを通じた取り組みを行なってきた。今回のソーシャルアプリも、そういった人々にまずは大丸東京店を知ってもらいたい、親しみを持ってもらいたい、というのが目的だ。 |
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バーチャルとリアルをいかにつなげるか
苦労した点は、「バーチャルとリアルをいかにつなげるか」。パートナーであるビルコム社の担当者と、議論を重ねたという。どうしたら実店舗に足を運んでくれるか。どうしたら会員になってくれるか。
ゲームの中で、メール会員になってもらったらこういう特典がある、という情報を提供することで、「たまたま来たからメール会員になってみようかな」と思ってもらう。そして、まずは大丸を知ってもらい、そして興味を持ってもらい、(買い物をする際に優位性が出せる)メール会員、カード会員になってもらう。 その発展形として、実際に大丸に来てもらって店頭の来店ポイント機でカードに来店ポイントを付けると、ゲームの中で特典がもらえる、というイベントも実施している。それで来店頻度を上げてもらえれば、万々歳だという。※なお、ゲーム内でのアイテム課金は一切行う予定はないそうだ。 |
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さらなるチャレンジへ
今後の動きとして、季節毎のイベント事に絡めた、ゲーム-実店舗連動の企画も予定しているという。百貨店という、比較的慎重なイメージがある業界において、数々のチャレンジを行ってきた大丸東京店の、ソーシャルゲーム進出。今後も『デパつく! by 大丸東京店』から目が離せない。
記事:田中宏明 写真:岡本雅史 |
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